2019年11月20日(水)から25日(月)にかけて、横浜高島屋でバウムクーヘン博覧会が開催されます。約200種類のバウムクーヘンが楽しめるというこの企画。バウムクーヘン好きなら絶対に行くべし!
国内のバウムクーヘンが大集合!
横浜高島屋では11月20日(水)から25日(月)の6日間、8階催会場で「バウムクーヘン博覧会」が開催されます。
日本のバウムクーヘンは、ユーハイムの創始者カール・ユーハイムが広島で焼いたのが最初だそうで、2019年は最初のバウムクーヘンが焼かれてから100周年になるといいます。
そんなことで、2019年は全国でバウムクーヘン博覧会なるものが開催されているのですが、それがついに横浜にやってくるのです!
バウムクーヘン?バームクーヘン?
ところで、「バウムクーヘン」か「バームクーヘン」か・・何となく気になりませんか?
一応、違いがあるようです。
「バウムクーヘン」とは職人が1本1本手作り、材料は「卵2:小麦粉1:砂糖1:バター1」と決められているそうです。
一方、「バームクーヘン」は日本で独自に発展したもので、何も決められた点はないようです。
ちなみに、バウムクーヘンはドイツのお菓子ですが、日本のように日常的に食べるお菓子ではなく、そんなには食べる機会はないということです。
まぁ、個人的にはおいしければどっちでもいいと思っています。(この記事では基本的に「バウムクーヘン」と記載します。)
バウムクーヘン博覧会のポイント
多くのバウムクーヘンが集合するイベントですが、中でもポイントがあります。
- 全国47都道府県のバウムクーヘン 約200種類が集合
- 回転レーンにのった「バウムメリーゴーランドカフェ」が登場!
- 5種類の食べ比べができる「バウムクーヘンBAR47」
- 焼きたてのバウムクーヘンも食べられる!
一つずつ簡単に説明をしていきますね。
1. 全国47都道府県のバウムクーヘン 約200種類が集合
バウムクーヘンは日本で独自の進化を遂げているわけですが、その結果、日本全国で作られています。
それぞれ特徴があって、食べるほどにバウムクーヘンの奥深さを感じます!
200種類ものバウムクーヘンがあることだけでも驚きますが、それが集合するというのがすごいところです。(試食会でいろいろと食べましたので、詳しくは後段でお伝えします。)
2. 回転レーンにのった「バウムメリーゴーランドカフェ」が登場!
回転寿司のレーンをメリーゴーランドに見立てたような、メリーゴーランド風の回転バウムクーヘンが登場します。
好きなものを注文すると、席までレーンで運んできてくれるという、とてもキュートな仕様になっています。
こちらが試食会でも出ていた「バウムメリーゴーランド」用のバウムクーヘンです。
とてもかわいいですね。味もおいしいのでオススメですね。
3. 5種類の食べ比べができる「バウムクーヘンBAR47」
200種類ものバウムクーヘンが集合するわけですが、どれがおいしいのか、どれをたべていいのか、見当もつかないと思います。
そんなときに嬉しいのが少しずつ、いろいろな種類を食べるということですね。
バウムクーヘンBAR475種類を一口サイズで提供してくれるテイスティングコーナーができます。
5種類で470円ですので、2人で別々のものを注文して10種類食べるのもいいと思います。
4. 焼きたてのバウムクーヘンも食べられる!
バウムクーヘンは焼きたてが一番おいしいと言われています。
でも、焼きたてを食べる機会はそうそうありません。
それをユーハイムさんが博覧会で実現してくれるのです。
実際にバウムクーヘンを焼く機械(もちろん1本焼き)を持ち込んで、その場で焼いてくれるというのです。
試食会でおいしかったバウムクーヘンをご紹介!
試食会では40種類ほどのバウムクーヘンがありました。
個人的な好みですが、気になったものをいくつかご紹介したいと思います。
コクがあってしっとりしている「阿波バウム」1,296円(かいふ菓子ロマンKIMOTOYA 徳島県)
和三盆を使ったバウムクーヘンということで、コクのある甘みを感じることができます。
しっとりとした食感も程よく、とてもバランスの取れたバウムクーヘンだと感じました。
味噌のコクと独特な風味の「味噌バウム」1,491円(KOTOnEYA 群馬県)
バウムクーヘンに限らず、スイーツに味噌風味や醤油風味といった変わり種はつきものですが、こちらのバウムクーヘンは味噌を使いながらも、独特な風味と食感を生み出していて、おいしく食べられました。
群馬県のお店ですが、地元でもバウムクーヘンで有名といいうことで、ノーマルのバウムクーヘンも食べてみたいですね。
シフォンのような柔らかい食感の「仁多米バームクーヘン」1,944円(洋菓子工房リール 島根県)
ふんわりとした生地でシフォンケーキのようなしっとりとした食感です。
しっとり系が好きな人には好まれそうです。
ラズベリー風味でしっかり生地の「松江バウムクーヘン」1,491円(パティスリーディラン 島根県)
ラズベリーが練り込まれたバウムクーヘンで、生地がしっかりと詰まっています。
少し重いと感じる人もいるかもしれませんが、しっかりタイプが好きならこちらがオススメです。
卵がきいた素朴なおいしさの「プレーンバウム」2,301円(バウム尾山台 東京都)
バウム尾山台は東京の尾山台にあるバウムクーヘンの専門店です。
こちらのプレーンバウムは、卵の味が強めなので素朴でプリンのような味を楽しめます。 食感もやわらかく、食べやすいです。
湘南ゴールドを使った「湘南ゴールドソフトバウム」1,280円(和菓子菜の花 神奈川県)
湘南ゴールドは神奈川県産の「黄色いオレンジ」といった感じの柑橘類で、ジューシーで甘みが特徴のフルーツです。
それをバウムクーヘンに練りこんでいます。
バウムクーヘンの中にさわやかな柑橘の風味があって、おいしいです。
ちょっと変わったバウムクーヘン
見た目重視のちょっとかわったバウムクーヘンもいくつかありました。
見た目がメロンの「プリティメロン」2,160円(匠工房ホープ 愛知県)
愛知県の匠工房ホープの「プリティメロン」です。
丸い形のバウムクーヘンというだけでも珍しいのですが、見た目をメロンにしたてています。
カットすると、中にもコーティングがされていて、とても楽しい作りになっています。
色エンピツのような「お菓子なな彩えんぴつミニ(4本入)」2,160円(メルヘン日進堂 石川県)
これがバウムクーヘンというからちょっと驚きますね。
色エンピツの芯の部分はチョコレートです。
お子さんへのお土産にいいかもしれませんね。
金にこだわった「平泉黄金バウム」1,944円(ブルージュプリュス 岩手県)
岩手平泉の黄金をモチーフとしたバウムクーヘンです。
生地には平泉産の金しゃり米、奥州黄金の里卵、雑穀「ゆいこがね」などが使われ、金箔も使っているということで、金にこだわったバウムクーヘンです。
萩焼茶碗そっくりの「萩焼ちゃわん」1,296円(まちのお菓子屋さんポ・ヤシロ 山口県)
萩焼の茶碗そっくりに作ったバームクーヘンです。 こういうおもしろい見た目もいいですね。
落花生が入っているので風味が良いです。
焼きたてバウムクーヘン
試食会では実際に焼く機械はなかったのですが、事前に焼きあがったものをその場で再度温めていただきました。
追いバターでさらにおいしくなるということです。 通常のバウムクーヘンと違い、どちらかというとパンケーキに近い風味があります。
想像していたのと違う味で、少し驚きました。
できたてを味わえる機会というのは、ほとんどないと思うので、ぜひ食べてみてほしいですね。
バウムクーヘン博覧会では時間指定で焼きたてが食べられます。
まとめ
これほど多くのバウムクーヘンが集合する機会というのは珍しいと思います。
おいしいバウムクーヘンはユーハイム、治一郎、クラブハリエくらいかな、なんて考えていましたが、日本にはとてもたくさんのバウムクーヘンがあって、それぞれしっかりとした個性があります。
焼きたてバウムや回転レーンにのった「バウムメリーゴーランドカフェ」など楽しめるものもあるので、興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。
会場の情報
場所 | 横浜高島屋8階催会場 |
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住所 | 神奈川県横浜市西区南幸1丁目6−31 |
電話番号 | 045-311-5111(横浜高島屋代表) |
開催期間 | 2019年11月20日(水)〜25日(月) 時間:連日20時まで(最終日は18時まで) |
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