創業150年の小豆島のヤマロク醤油
醤油にこだわりってありますか?
私はあまりないです。
どちらかというと、薄味の方が好きなので醤油そのものの味を楽しむということをしたことがありませんでした。
先日、奇跡体験アンビリーバボーというテレビを見ていたら、たまたま小豆島のヤマロク醤油が紹介されていました。
150年も続くという醤油屋さんです。
小豆島に醤油というイメージはなかったのですが、最盛期には400件もの醤油メーカーがあったそうです。
いまでは20件ほどになってしまったということですが、ヤマロク醤油はその中の一つです。
大杉のもろみ樽を使っている
ヤマロク醤油のもろみ樽がある蔵は、100年以上の歴史があり、有形文化財に指定されているそうです。
もろみ樽は大杉で作られた木製の樽です。樽や蔵には醤油を作る菌が多く住み着いていて、それらがおいしい醤油を作っているというのです。
日本酒やワイン、ウイスキーでもそうですが、木の樽というのは、醸造させるのには欠かせないものなんですね。
現在では金属の樽を使っているところがほとんどということなので、木の樽で作る醤油をぜひ食べてみたい!と思ってしまいました。
ちなみに、樽を作る職人も減っていることから、ヤマロク醤油では自分たちで樽作りの技術を取得して、自作しているそうです。
もろみ蔵の見学やカフェもやっている
醤油作りの見学やカフェもやっているみたいです。
カフェでは醤油を焼き餅を醤油で食べたり、醤油プリンなどのスイーツもあるようですので、近いうちにぜひ行ってみたいと思います。
アマゾンで購入!
ヤマロク醤油のホームページでも販売しているようなのですが、現在はネット販売は休止しているようですので、アマゾンで購入しました。
購入したのはヤマロク醤油の看板メニューである「菊醤」と「鶴醤」です。
こちらが菊醤です。
パッケージには以下のような記載があります。
丹波黒豆醤油「菊醤」は、国産の丹波黒豆と小麦で作った麹を、天日塩と地下水の中に仕込み、三十二石の大杉樽でじっくりと熟成してできた醤油です。
菊醤はあっさりしていながらも、コクとまろやかさがあるのが特徴です。
醤油皿に出すとお皿の柄がうすく見えています。
こちらが鶴醤
こちらのパッケージの記載は以下のとおりです。
国産の丸大豆と小麦で造った麹を、天日塩と地下水の中に仕込み、約1年半熟成してできた生醤油の中へ、再度、麹を仕込んで作ります。約二倍の原料と歳月をかけた醤油です。
こちらは、1度造った醤油をもう一度樽に戻して、塩以外の原料を再度入れて作り上げているのです。
これはちょっと驚きですね。
こちらは、菊醤と比較すると少しとろみがあり、色が濃いです。
ヤマロク醤油でご飯を食べてみました!
大したメニューではありませんが、醤油を使って食事をしてみました。
なんとなく、醤油が合うようなメニューです。
まずは、菊醤を使って海苔でご飯。
コクがあってまろやかというのは、本当ですね。
塩の角を感じることもなく、風味もいいです。醤油っておいしいんですね。
卵かけご飯には鶴醤を使ってみました。
こちらはさらにコクがある感じです。菊醤とはまったく違う味です。
濃いからといって、塩が強いということはまったくないです。
一層まろやかになっている感じがします。
納豆にも醤油を使ってみました。
納豆に醤油を使うと、こんなにも醤油の香りがするんですね。
ヤマロク醤油の効果でしょうかね。
たまには納豆に醤油というのもいいかもしれません。結構、いけますよ。
醤油が違うだけで、ご飯がどんどん進みますね!
ちなみにうちのご飯は毎日土鍋で炊いてます。
今人気の高級炊飯器はどれも土鍋の炊き上がりを目指しているので、いっそうのこと土鍋で炊いた方が安いし、結構楽ですよ!
まとめ
醤油自体においしいと感じたのは、初めてかもしれません。
150年も続く、大杉の樽で造った醤油。
古くから住み着いている菌が生み出してくれた深いコクが味わえました。
そして、長く続けてきてくれた職人さんに感謝ですね。
これはオススメです!
コメント