佐野ラーメン森田屋総本店のカップ麺が出た
2018年11月に発売された「森田屋総本店」のカップラーメンです。
森田屋総本店は栃木県佐野市にある佐野ラーメンのお店で、創業は昭和36年という老舗です。
佐野ラーメンは、栃木県佐野市のご当地ラーメンとして有名です。
佐野ラーメンは鶏ガラや豚骨を使った醤油味のスープに、麺は竹を使って麺を打つという、青竹の手打ち麺(平麺)が特徴です。具材にはチャーシュー、ネギ、メンマが入り、優しくもコクがあるラーメンになっています。
森田屋には佐野市を中心に支店があるようですが、総本店の人気は格別で、現在も行列のできる銘店と言われています。
これまでにも、明星からカップラーメンとして販売されていた時期があったのですが、今回は明星とセブンとの共同開発ということで、リニューアルしてパワーアップしたものになっているようです。
販売地域が限定されている
セブンプレミアムのHPによると、森田屋のカップ麺の販売地域は以下の地域に限定されているようです。
北海道、東北、関東、甲信越、北陸、静岡
関西地域を含めて西側では販売されていないようです。
鶏ガラ醤油系のラーメンは東側の人の方が好むということかもしれません。
カロリーは351kcalと表示されています。
全体量が90gで麺が70gなのですが、ノンフライ麺を使っていることもあり、カロリーは揚げ麺に比べて低く抑えられています。
ふたを開けると
蓋を開けてみると、多くお具材が入っているのが見えます。
小さくはありますが、肉片とメンマがかなり多いです。そこにネギの緑が混ざっていて、なんとなく、キレイな色どりといった感じです。
それに麺が平麺で、カップ麺にしては太麺であるようにも見えます。
ちょっと物足りない内容・・
お湯を入れて5分待って、別添えの特製スープを入れれば完成です。
出来上がりの見た目は、すっきりとしていてます。
麺はもっちりとした食感の、縮れの平麺です。
スープは鶏ガラと豚骨が合わせたような感じで、そこに醤油が加わっています。肉片やメンマがかなりの量入っていました。
麺の食感やスープの味も悪くないですし、麺のもっちり感やツルッとした食感も良いと思います。
具材については、メンマは食感があっていいと思いました。
とはいえ、一般的なカップラーメンの域を超える要素は感じられませんでした。
上品さや個性はあまり感じず、いかにも「カップラーメンを食べてる」と感じられる商品だと思います。
鶏ガラ豚骨の醤油味というのは、とても一般的なラーメンであり、カップラーメンのスープとして個性を出すのが難しいように感じます。また、具材のお肉については期待より低い内容に感じました。
なので、あえて森田屋総本店というお店の名前を出してカップ麺を作るのはどうかな?と考えてしまいました。
まとめ
セブンプレミアムからの再販ということで、期待感を持って食べたのですが、個人的にはちょっと物足りなさを感じました。
おそらく、本物の佐野ラーメン、森田屋総本店で食べるラーメンはとてもおいしいと思います。
今後、さらなるリニューアルに期待したいと思います。
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