横浜中華街では1月25日から春節のイベントが始まりました。春節は中華街で一番のイベントで、いろいろな催しがあるのですが、初日の採青(ツァイチン)を見てきました。
春節は中華街で様々なイベントが催される!
中国では旧暦のお正月である春節を盛大にお祝いします。横浜中華街でも例年盛大にお祭りが行われています。
2020年も1月25日0時のカウントダウンから始まり、様々なイベントが行われます。
- 1月25日0時 カウントダウン
- 1月25日15時〜 採青(ツァイチン)…中国の獅子舞が爆竹とともに演じられる
- 1月26日16時〜 祝舞遊行(しゅくまいゆうこう)…祝賀パレード
- 2月1日、2日 春節娯楽表演…中国の伝統芸能
- 2月8日13時〜 元宵節燈籠祭(げんしょうせつとうろうさい)…春節の最後を飾るお祭り
これまであまり春節を見に行ったことはなかったので、爆竹の音を生で聞いてみたいと思い、今年は行くことにしました。
春節の中華街がとても混雑しています
春節初日1月25日の中華街はとても混雑していて、警察官と警備会社の人があちこちにいて、交通の統制をしているほどです。
特に1月25日は採青(ツァイチン)で、全体がすごく賑やかで場所によっては歩けないほどの人混みになっています。
採青(ツァイチン)とは・・
採青(ツァイチン)とは中国の獅子舞です。
日本の獅子舞とは異なり、ふわふわと毛があって顔が大きくて見た目がかわいいです。
獅子舞はお店の商売繁盛や五穀豊穣を祈るという意味があります。
中華街の各店舗では獅子舞を呼び込むように、紅包(ほんぱお)という祝儀袋を吊るしておき、これを獅子舞が取りにくるのです。
獅子舞は一店舗ずつお店を回っていくのですが、お店ごとに踊りながら祝儀をもらっていきます。目の前で踊りや爆竹を見られることから、すごい人だかりになっているのです。
近くで見たいのなら、次のお店へ先回りして待っているといいでしょう。
すると、こんなに近くで見られます。
そして、この獅子舞が踊るすぐ隣では爆竹が鳴り響きます。
獅子舞と爆竹をいくつものお店でやっていくので、とても賑やかですし、楽しい雰囲気になります。
横濱媽祖廟でお参り
ひととおり採青(ツァイチン)を見た後は、横濱媽祖廟(よこはままそびょう)でお参りをしてきました。
横濱媽祖廟は春節のスタートのカウントダウンイベントが行われる場所でもあります。
ここでは厄落としをすることができます。作法がちょっとややこしいのですが、せっかくなのでやってみました。ちなみに1人1000円です。
まず、入り口で1000円を支払い、お線香と金紙をもらいます。
お線香に火をつけてもらったら、銅羅を1回たたいて、媽祖様に一礼をした後に神輿をくぐります。
こちらが銅羅です。
銅羅を鳴らしたら、一礼してこの神輿の下をくぐります。
その後に階段を登り本殿へ向かいます。
本殿に入る前に5本のお線香を順番にたむけていきます。
本殿へ入ったらお願いごとをします。
本殿でのお願いごとが終わったら、最初にもらった金紙を境内の脇にある金亭で燃やします。
日本の参拝とはかなり作法が異なりますが、一連の作法を終えると何となく気分がよくなりました。
混雑しているけど楽しい
春節の間は中華街ではいろいろな催しがあり、飾りも鮮やかです。
いつも以上に混雑していますが、春節の雰囲気を楽しめるのはこの時期だけです。
この後もイベントはありますので、時間のある人は行ってみてはいかがでしょうか!
イベントの情報
イベント | 2020春節 |
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場所 | 横浜中華街 |
期間 | 2020年1月25日(土)〜2月8日(土) |
HP | 2020春節(横浜中華街公式HP) |
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