今回は前回から引き続いて東北の旅行をご紹介します。花巻から釜石を経由して陸前高田へ行ってきました。
花巻から陸前高田へ
前日に宿泊した大沢温泉を出発して、陸前高田へ向かいます。
途中で釜石からは三陸鉄道リアス線へ乗車です。
三陸鉄道リアス線は東日本大震災で運行できなくなっていた路線などを復旧させ、以前の北リアス線、山田線、南リアス線を繋いだ全長163キロメートルの第3セクター路線です。
釜石から盛(さかり)は南リアス線にあたる部分です。
リアス線で盛駅まで到着すると、次は大船渡BRTへ乗車します。
BRTとは、バス・ラビット・トランジットといって、バス専用のレーンを使って高速輸送をするものです。
当初は東日本大震災によって気仙沼線と大船渡線の不通区間の代行輸送として開始しましたが、その後、不通区間の鉄道については廃業となり、BRTの運行が正規のものとなったようです。
完全に1車線の道路をスイスイと行きます。
途中、大船渡や海沿いの場所を通っていきます。
陸前高田での観光
陸前高田でBRTを下車すると、遠くに防波堤を望む景色が見えます。
ここにはこれから様々なものが整備されていくようです。
内側へ入ると、まちなかテラス、アバッセ(大きな商業施設)などがあります。この日はちょうど花火大会の開催日ということもあり、わりと混雑していました。
GoToトラベルの地域共通クーポンも利用できるお店も多くありました。
お昼は居酒屋さんでラーメン
ちなみに私たちは居酒屋さんの「膳」でラーメンをいただきました。
少し甘めの醤油味でなかなかおいしかったです。
そして、アバッセの中にある「さいとう製菓」でかもめの玉子をお土産に購入しました。
いわてTSUNAMIメモリアル と奇跡の一本松
2019年9月22日に「東日本大震災津波伝承官(愛称:いわてTSUNAMIメモリアル)」が開業しました。
これは岩手県が陸前高田市に建てたもので、「命を守り、海と大地と共に生きる~二度と東日本大震災津波の悲しみをくり返さないために~」をテーマとして、様々なものが展示されています。
入館は無料で9時から17時まで入れます。
ここは、国営追悼・祈念施設、道の駅高田松原などが一体なり、高田松原津波復興祈念公園となっています。
こちらが国営追悼・祈念施設です。
広い道が防潮堤まで続いていて歩いて行くことができます。
そして、さらに奇跡の一本松へと歩いて行くことができます。
防潮堤を登って振り返ると、防潮堤の高さを意識できます。
防潮堤から海の方を見ると、以前のような松原を整備しているようでした。
防潮堤を歩いていくと、奇跡の一本松に到着します。
かなりしっかりと一本松が立っていました。実際に見ると、幹も太く、とても大きく感じました。
その脇には震災遺構として陸前高田ユースホステルが今も当時の姿で残っています。
いわてTSUNAMIメモリアル
東日本大震災津波伝承官(いわてTSUNAMIメモリアル)では、被災したものが展示されていたり、当時の記録を映像で伝えたりしてくれています。
見るべきところはたくさんあり、自分なりに当時を振り返っていろいろなことを思い出しました。
道の駅にはお土産や食堂がある
いわてTSUNAMIメモリアルの向かいには、道の駅高田松原があります。
アイスクリームなどを食べながら少し休憩しました。
土日で花火大会当日だったこともあり、かなり混雑していました。
お土産もいくつか買って、ここから郵送もしました。
まとめ
三陸鉄道やBRTからの景色、そして陸前高田など、景色が良い場所が多く、観光に本当に良い場所だと思いました。
その良さをここでは伝え切れてないですが、とてもオススメの場所です。
また、機会を見つけて訪れてみたいと思います。
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