今回は横浜中華街の中でも人気の『萬珍樓點心舗』でランチコースを食べてきました。
『萬珍樓點心舗』は中華街でも屈指の人気店
横浜中華街には名店、老舗が多く立ち並んでいますが、『萬珍樓』もその一つ。
昭和21年(1946年)に開業しています。
現在も中華街の顔のような存在で、絶大な信頼を得ているお店です。
その萬珍樓が点心、飲茶を気軽に楽しめるお店として運営しているのが『萬珍樓點心舗』(マンチンロウテンシンポ)です。(ちょっと読み方が難しですね…)
『萬珍樓點心舗』も本店の『萬珍樓』と同様に人気があり、食べログでも「3.77」という高い点数がついています。(2022年1月時点)
店構えもどっしりしていて、いかにも中華の名店といった感じがしますね。
週末は混雑して予約もいっぱいなことが多いのですが、先日たまたま入店したら空いていたので、ランチを食べてきました。
3000円のランチコースがおすすめ!
お店は朝は9時から営業していて、朝食の白粥のセットなどもありますが、ランチの点心がオススメです。
通常コースは3種類で4,000円(税込)からとなっていて、6,000円、8,000円のコースがあります。
ランチコースは3000円で
- 平日:11時〜14時
- 土日祝日:11時〜16時
の時間帯で食べられます。
コースの内容は本店の『萬珍樓』に似ているのですが、主要なメニューが点心になっています。
そのほか、アラカルトメニューもありますが、コースの方が断然お得な値段設定です。
コースで注文してまだ食べられそうなら、アラカルトで注文するといった感じがいいと思います。
おいしい料理をゆったりとした雰囲気で過ごせます
コース内容は季節によって変更になるようですが、私たちが食べたときのランチコースのメニューはこちらです。
簡単にコース内容を記載すると、
- 前菜
- 大山鶏と豆腐のとろみスープ
- 海老の湯葉巻き揚げ
- 冬野菜としめじの香り炒め
- 海老入りニラ餃子
- 海老焼売
- 叉焼キシメン包み
- 茄子の蒲焼きご飯
- 杏仁豆腐 山桃シロップ
といった内容です。
ドリンクは、もちろんアルコール類も用意されていますが、私たちはジャスミン茶をポットでいただきました。
こちらがジャスミン茶。(450円)
とても良い香りです。
ポットは2人で飲んで十分な量でした。(足りない場合はお湯を注ぎ足してくれます。)
こちらが前菜。
焼豚や蒸し鶏などが盛り付けられています。焼豚の八角がほど良い風味で苦手な人でもおいしく食べられそうです。
大山鶏と豆腐のとろみスープ。
鶏の出汁をかなり感じるスープです。見た目は家庭料理のようにも見えますが、味付けは本格的で、しっかりとしたコクを感じました。
海老の湯葉巻き揚げ。
周りに油っぽさはありましたが、中身の海老はかなり主張があって油っぽさはありません。うまくまとまっていると感じました。
冬野菜としめじの香り炒め。
冬野菜は小松菜ですね。こちらは薄味でしめじの風味が良いです。
海老入りニラ餃子。
餃子にニラという王道の組み合わせですが、中華の点心になると品がありますね。
ここに海老が入ると格別です。個人的にも好きな料理です。
海老焼売。
ランチコースは海老が入った料理が多いのですが、この焼売は特に『海老』ですね。
海老を固めたようなしっかりとした味わいです。食感もいいです。
叉焼キシメン包み。
名前からどういう料理なのかな?と思っていたのですが、こちらは米粉を使った麺のような生地で叉焼を包んだものです。
ちょっと甘めのソースで、キシメン生地と相性が良く、叉焼の脂もおいしくいただけました。
茄子の蒲焼きご飯。
一見魚のように見えるこちらは茄子の蒲焼。
それなりにお腹いっぱいになっているので、『茄子』というのは嬉しいです。
しかも、食感も味もよく、ご飯ともぴったりあっていました。
最後はデザートの「杏仁豆腐 山桃シロップ」です。
全部で9品ですが、一つ一つが丁寧に作られていて、とても満足できました。
まとめ
程よいボリューム感で味も良く、3,000円のコースとしてはとても満足できる内容でした。
お店は天井が高く、ゆったりできるところも良いポイントです。
春節が近かったので、入り口には中国の獅子舞がいました。
横浜中華街では押さえておきたいお店ですね!
お店の情報
お店 | 萬珍樓點心舗(マンチンロウテンシンポ) |
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住所 | 神奈川県横浜市中区山下町156 |
電話番号 | 0120-400-428 |
予約 | 可 |
営業時間 | 9:00-15:00,17:00-21:00(平日) 9:00-21:00(土日) |
定休日 | 月曜日(祝日営業) |
HP | 萬珍樓點心舗 公式HP |
※営業時間、営業日などの詳細は公式ページをご覧ください。
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