今回は馬車道にあるとんかつの老舗『勝烈庵』に行ってきました!伝統の味は今もおいしいのでしょうか!?
昭和2年創業の老舗『勝烈庵』
勝烈庵は昭和2年に横浜で創業した老舗です。
外国から入ってきた「カツレツ」を独自の「カツレツ」として完成させたといいます。
変わらない味を現在まで伝えるという、伝統あるお店です。
食材だけでなく、パン粉、ソース、しじみ、味噌までこだわり抜いて作られているのです。
通常であれば、昔の味は淘汰されてしまうものですが、昔の味が今も受け入れられ人気店であるというのは、本当にすごいことだと思います。
お昼は混雑も!列ができることもあります
『勝烈庵』は基本的に土日も営業しています。
お昼時は土日でも外に並んでいるのをよく目にします。
お店は3階まであって広く、全部で130席ほどあるようです。(座敷席での宴会も可能なようです。)
ただ、現在は感染予防などのため、ゆとりを持った座席となっているので、ゆっくりめの入店案内になっています。
それほどの行列になることはないので、多少並んでいてもそのまま後について並んでしまうといいです。
メニューはこちら
メニューの一部を記載します。(2022年3月時点。税込)
- 勝烈定食(ヒレかつ)120g 1,760円
- 大勝烈定食(ヒレかつ)180g 2,420円
- ロースかつ定食 120g 1,760円
- 大ロースかつ定食 180g 2,420円
- 上ロースかつ定食 150g(数量限定) 2,530円
メインはやはり『勝烈定食』ですが、ロースかつのちゃんと揃っています。
また、ロースかつは、やまゆりポーク、金華豚などのブランド豚もあります。
その他、お好み定食(えび、一口かつ)、えびフライ定食、特製ヒレカツサンド、野菜揚げ、シーフード揚げなどなど、様々な定食や揚げ物があります。
私たちは以下のメニューを注文しました。
- 勝烈定食
- 上ロースかつ定食
他のとんかつ店とは一線を画すおいしさ!
こちらが勝烈定食です。120gなので少ないかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
この四角のヒレかつが特徴的ですね。
ご飯はおひつに入っていて、そこから茶碗によそってくれます。
しじみの赤だしもとても良い風味があってご飯やヒレカツによくあいます。
このヒレかつがとても柔らかいんです。
おそらく、筋切りなどの下処理を丁寧にされているんだと思います。
衣はわりとしっかり目で、パン粉はグループ会社の馬車道十番館が作っているそうです。衣にも食感や旨味を感じました。
そして、ここに勝烈庵の秘伝のソースをかけるのですが、このソースがとてつもなく美味しいんです。
野菜と果物を2日間煮込んで、1日寝かせたというソースで、一般的な濃い味のソースとは違い、野菜と果物の味をしっかりと感じられます。
ソースだけでも飲めちゃうし、ご飯とソースだけでも食べられるほど旨味のあるソースです。
ドロっとして食材を食感でも楽しめて、もちろんヒレかつにとてもよく合うんです!
なんと、一人で1本使う人もいるそうです!
一度、食べてみるとその気持ちは本当に良くわかります!
私たちも、満タンだったソースを写真くらいの位置までは使ってしまいました!
こちらが上ロースかつ定食。
「数量限定」という言葉に惹かれて頼んでしまいました。
しっかりと火が入ったロースかつで、ヒレかつと同様にとてもやわらかいです。やはり丁寧な下処理がされていると思います。
決して分厚い肉ではありませんが、脂が上品で肉が本当にやわらかいんです。
お肉の旨味もしっかりと伝わってきます。
こちらもオリジナルのソースがよく合うので、どんどん食べ進んでしまいます。
まとめ
今回、改めて老舗『勝烈庵』でヒレカツ、ロースカツをいただきましたが、柔らかいお肉は本当においしくて、今も変わらず人気であることが理解できます。
個人的にはソースとヒレカツの組み合わせが大好きですね!
初めて食べに行く方は、ぜひ勝烈定食に秘伝のソースをたっぷりと使って食べてみてください!
ちなみに、勝烈庵のお箸は吉野熊野古道の杉の端材・間伐材を有効利用されたものだそうで、持ち帰って洗っても使えるそうです。
隅々までこだわっているのは、食べる側としては本当に嬉しくなりますね。
お店の情報
お店 | 勝烈庵 馬車道総本店 |
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住所 | 横浜市中区常盤町5-58-2 |
営業時間 | 11:00〜21:30 |
定休日 | 無休 |
HP | 勝烈庵公式HP |
※営業時間、営業日などの詳細は公式ページをご覧ください。
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