出雲の旅行2日目は出雲大社から始まり、いくつかの神社を1日かけて巡りました。
そして、旅行2日目のハイライト、いよいよ旅館に宿泊です。
宿泊するのは、皆美館です。
皆美館は、明治21年の創業です。これまで、「料理旅館」一筋でやってきたという筋金入りの老舗旅館です。また、多くの文化人が宿泊したことでも知られています。
小泉八雲、芥川龍之介、島崎藤村、与謝野寛・晶子夫妻、志賀直哉など、まだまだたくさんの文化人が宿泊しています。特に島崎藤村の宿泊した部屋は藤村の間として、今も客室として使用されているようです。
そして、古いからといって、内装まで古いという訳ではありません。内装には現代の感覚を取り入れて改装されたようで、風情がありながらも気持ちよく、そして清潔な空間が広がっています。
皆美館で泊まった部屋の中はこんな感じです。
リビングというか居間というか。14畳以上はある感じですかね。すごく広く感じました。
窓際のテーブルは足を中に入れられて楽ちんです。
床の間。老舗の雰囲気が出ています。
リビングの手前側にはベッドがあります。とても清潔な感じです。
そして、奥へ入ると洗面です。
その奥が部屋付きの温泉。
部屋はかなり広く、セミスイートといった感じです。
広さだけでなく、清潔感や内装のセンスについても、これまで泊まった旅館の中では格段にいいです。
この他に共同の大浴場もあって、タオルなどは大浴場においてあるので、手ぶらで行けばいいという感じです。
また、老舗の旅館だけあって、接客もとても親切で気持ちのいいものでした。本当にいうことなしといった感じです。
皆美館は部屋もいいのですが、料理が売りです。
この後で紹介しますが、とてもおいしかったです。
今回の旅行は、相方の誕生日ということもあって、少しグレードを上げて宿泊しましたが、すごく料金が高いというわけではありません。
6月の金曜の夜に出発して、2泊3日。1泊目はビジネスホテルに近いところでしたが、羽田出発で往復の飛行機代と宿泊(皆美館は夕食と朝食付き)で、1人6万円という感じです。
これは本当におすすめです。
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